2008年 03月 18日
最近は街などで“服を着た犬”に出会うことが多くなりました。夏ならコットンのTシャツ、冬にはニットやベスト、また、雨の日にレインコートを着ている犬は多く、その様子はまるで人間並み。そんな姿に“服を着せられてかわいそう”と思う人もいることでしょう。
もちろん、犬にとっても服を着るのは自然なことではありません。元来犬は暑い時期にはアンダーコート(2重になっている下の被毛)が抜け、冬には被毛が増量して体温調節したり、北海道と沖縄に住む犬では脂肪の蓄積量が違うとも言われています。 しかし、私達人間と生活を共にする上では、服の着用が必要な場合もあります。愛犬同伴で友人等の家に行くときやカフェに出かけるとき、また、車に乗せる時に服を着せておけば車中が毛だらけになることがありません。場面によっての臨機応変な対応やマナーに配慮するという意味では、今や洋服は犬にとっての必須アイテムのひとつといえるでしょう。 私のカフェに来るときは必ず服を着用している、マナーのよいカコちゃん。 アンダーコートがない、シングルコートのジャック・ラッセル・テリアは冬になると寒がります。 チワワのミルキィ&オウジちゃんは、いつもお揃いの服を素敵にコーディネートしています。 #
by deco212
| 2008-03-18 13:48
2008年 03月 04日
私の仕事のひとつに“犬用のおやつやごはんのレシピを考える”というのがあります。雑誌や書籍で発表する季節やテーマに合わせたもの、カフェでワンちゃんたちに食べてもらうメニュー、そして、全国のペットショップなどで販売する、量産できるおやつ類を考えることもあります。
そのレシピを考える際に一番気をつけているのが“安心で安全であること”。食材選びや分量の組み合わせ、生産も自社工場での手作りが基本です。そして最近では“見た目が美味しそう”であることも大切な要素のひとつ。人間のものと見違う美しいデコレーションや凝った細工を施したものに人気が集まっているのです。 例えば写真のお弁当のように、私たちが食べたくなるメニューに、ひと手間かけて“犬っぽい要素”をつけ加えるなど。このような消費者のニーズは取り入れつつ、愛犬に安心して与えられる食の提案をし続けることが、私に求められている使命のようです。 新商品の開発に欠かせない“試食犬”を買って出てくれるのが、常連犬コッカーのイチくん。 春のピクニックに持参したいお弁当。食材は人間と同様のもの、味付けをせずに犬向けにつくります。 人と犬のお揃いのケーキを作って欲しいとの要望もあります。見た目はそっくりですが、食材や味付けは異なります。 #
by deco212
| 2008-03-04 13:46
2008年 02月 19日
犬にも人間同様に性格や性質があります。性格では親分肌とか、人懐こいとか、目立ちたがり屋など。性質では活動的、乱暴、食いしん坊など犬種や年齢を問わず100匹いれば100通りがあるのです。
犬はポジティブな部分が目立つことから、人と共生しやすいのかもしれませんが、そうでない犬も結構いるものです。例えば“シャイドッグ”と呼ばれる怖がりの犬。実は私の愛犬バンズもそれなのです。犬や人と接するのが嫌いなだけでなく、大きな音や知らない場所が大の苦手。私のカフェでもリラックスするどころか、ソファーの下に隠れておやつに見向きもしません。 一見治療法がないようなこれらの症状ですが、最近は『ホリスティック』療法を用いて治療をしてくれる“心の病気”の専門家がいます。心の奥底にある不安要素やネガティブになる原因を取り除いてくれるというのですから、愛犬の漠然とした疑問を解決してくれる期待の治療法といえそうです。 8匹産まれた兄弟犬の中から選ばれ、もらわれたドリちゃん。おいしいものをくれる人は大好きです。 保護犬のアズキちゃんも、カフェではソファーの下が定位置。ドッグランで犬たちと遊ぶのが楽しみなのだとか。 人も犬も、お風呂すらも怖がる私の愛犬バンズ。しつけとホリスティック治療で少しずつ社交的になってきました。 #
by deco212
| 2008-02-19 18:12
2008年 02月 04日
3人家族と愛犬との生活を常夏グアムで楽しんでいるナツさん。3年前に移住した際、愛犬も連れてきたという大の犬好きであり、動物愛護にも強い関心を寄せていました。
ですから、現地の保健所である“シェルター”でのボランティア活動に参加することを決め、慣れない英語でスタッフとコミュニケーションを取りながら、散歩やシャンプーなどの仕事をこなしていました。 そんな中で出会ったのが保護されてきた野良犬のレア。会った瞬間に運命的なものを感じ、ご主人の理解が得られたことで家族の一員になりました。そして、その後に保護されたジャッキーは、施設内では乱暴だったのに一時預かったナツさんの自宅では、3匹の先住犬とも当時2歳半だった息子さんとも仲良くできるのです。 預かり期間が過ぎて施設に戻すとき、悲鳴のような声で鳴いたジャッキーの悲しげな表情を見て、ナツさんは引き取る決意をしました。現在は4匹の犬と暮らすナツさんご一家は、強い絆で結ばれた素敵なご家族なのです。 現在4歳のレアちゃん。野良犬だったため、リードをつけての散歩に慣らさせるまでに一苦労だったのだとか。 施設で受けた避妊手術後の2週間をナツさんの家で過ごしたことがキッカケで、家族の一員になりました。 町にいる野良犬が捕獲されるだけでなく、生まれた子犬を持ち込む人もいて、狭いシェルターはすぐにいっぱいになってしまいます。 #
by deco212
| 2008-02-04 20:54
2008年 01月 23日
今から3年前、ご主人の転勤を機に3人家族でグアムに移住したナツさん。家族の一員である2匹のダックスフンドを置いて行くのは忍びないと、一大決心をして連れて行くことにしました。犬の渡米に必要な書類や、出入国はもちろん飛行機での移動についても下調べを万全にしたおかげで、出国時の検疫や“受託手荷物扱い”としての貨物室への搭乗もスムーズに運びました。
ラッキーだったのは、この頃からグアムの検疫制度がそれまでの30日係留から5日未満に変更されていたこと。空港の近くの動物病院で診察を受ければ係留する必要もないというのです。しかし、到着したのが休日で病院が閉院していたために1泊を余儀なくされてしまった2匹。 その宿泊や移動の疲れもあってか、到着後1~2ヵ月は神経質だった犬たちも、今ではすっかり現地の生活に馴染んでいます。常夏の島グアムでの散歩は朝、夕に限られますが、美しい朝焼けや夕陽、極彩色の花、コバルトブルーの海などを見るにつけ、2匹の愛犬を連れてきたことにまったく後悔がないとナツさんは話します。 移住当時2歳だったファストちゃん、グアムにたくさんの犬友達ができました。 広いビーチを散歩するのが毎日の日課。生ぬるい南国の風の匂いを嗅ぐのが大好きです。 現在4歳の息子さんもファスト&ロロちゃんとお出かけするのを楽しみにしています。 #
by deco212
| 2008-01-23 23:52
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